「さらぽれでの訓練は『基礎コース』の時が一番しんどいけれど、その山を越えさえすれば、良いことが待っているよ」と、さらぽれの先輩方に聞いていました。
『基礎コース』という山を越えた後に、どんな景色が見えるのか、楽しみにしながら訓練に取り組んできました。
実際は、基礎コースを無事に終えた感傷に浸る余裕も無く、就職準備コースの訓練に没頭したのですが、目の前に次々あらわれるハードルを、一つずつ飛び越えるようにしていたら、卒業が決まっていました。自分でも「いつの間に？」と驚いています。
でも、ここまでこれたのは、私1人の力ではありません。さらぽれの職員さんに、さらぽれのメンバーさんに、支えてもらったからこそ辿りつけたのです。たくさん背中を押してもらいました。
私はこれから「就労」という山に登りますが、きっと「さらぽれ山」に一緒に登った人たちに、励まされながら登ることでしょう。
得難い経験を沢山させてもらいました。ありがとうございます。
（池袋訓練生 H）