発表者が語る! 成果発表会の忘備録

はじめまして、秋葉原訓練生のSです。

7月2日(水)に第19回成果発表会が池袋事業所で開催されました。
(成果発表会とはこちらを参照ください)
今回ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。

昨年10月に入所した私が成果発表会に関わるのは3回目になります。
1回目は見学者として、2回目は運営担当として、
そして今回・・・発表者として参加する事になりました!

見学者として参加した第17回の昨年10月、
まだ正式に通所して十数日目の出来事でした。
先輩方が就労への取り組みを企業・支援者の方に向けて説明する姿を見て、
いつか「発表者としてこの場に立ちたい!」と思いました。

しかし、その時は先輩方のように上手くできるかどうか不安でした。
「成果発表会で成功を収めるためにはどうしたらいいのか・・・」
まず会場の奥に座る方にも聞こえるよう大きな声を出す重要性を実感しました。
発表日が終わった翌日から、朝起きて体操した後に本の音読を始めました。

そして3ヵ月が経った今年の1月、
秋葉原事業所で第18回の成果発表会が行われました。
私を含めた同期生5人が基礎コースでの最後の課題として
成果発表会の運営担当に抜擢されました。

運営担当の中で、パソコンスキルを生かした作業を主に担当しました。
お正月の休み明けで準備期間が実質10日程度と限られた時間の中、
悪戦苦闘しながらもお互いに協力して、無事に大役を果たす事ができました。
(当時の様子の記事 http://blog.sarapore.jp/?p=49

2回目の様子を見て、「どんなプレゼンテーションを作れば良いのか・・・」
私の中でハッキリと見えてきました。そう思うようになってから、
成果発表会に参加したい気持ちがさらに高まってきました。

そして今年の6月、池袋事業所で第19回の成果発表会が開催される事になり、
「この機を逃したらチャンスは無い。今の自分なら成功できる」
自信を持って職員のSさんに参加したい意思を表明しました。
これまで消極的な性格だった私が積極的に変わった歴史的な瞬間でした。

本番までの1か月、「絶対に成功させる」決心で取り組みました。
最初の1週間は発表する内容を考え、骨格をWordでまとめました。
次の1週間で発表内容をPowerPointのスライドとノートで作成しました。
職員のSさんと話し合って、発表する内容が徐々に固まっていきました。

残りの2週間ですが、水曜日にリハーサルが2回行われました。
職員の方には好評でしたが、修正した方が良いポイントも指摘されました。
スライドの切り替えが早い、原稿に視線が集中してしまう・・・
他にも指摘された点はありましたが、来場者を見渡す余裕がありませんでした。

どうやって修正したかは企業秘密?という事にして下さい。
7月2日の本番では、トップバッターという重圧で緊張に襲われても、
「お客様にプレゼントする気持ちを込める」という意識を持ち続けて発表し、
現時点での能力を十分に発揮して成果を出したと言える内容だったと思います。

本番終了後、来場いただいた支援者であるTA病院のOさんとSさんから
お褒めの言葉とともに、ねぎらいを込めて夕食にご招待いただきました。
美味しい海鮮料理を御馳走になり、本当に嬉しかったです。

Oさんが主宰するデイケアの就労プログラムでさら就労塾を見学して
通所することを選択した経緯があり、現在もたびたびお世話になっています。
縁を大切にしたい気持ちで日々の訓練に励んでいる事を報告した所、
「デイケアに来た時より成長して嬉しい」と話され、今後の自信になりました。

私はこれまで縁を意識した事はありませんでしたが、縁を大切に意識して
それに伴う具体的な行動をすればよい成果が得られることを今回学びました。
次は今回ご来場された方や将来の就労先の方とも『良いご縁』ができますよう、
目標の「今年度中の就労」に向けてこれからも頑張り続けたいと思います!

(秋葉原事業所訓練生:S)

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